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ペット情報総合サイトPETPET-コラム【自然のうつろい】

ペットコラム

自然のうつろい

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

いささか旧聞ですが、ちょうど「冬至冬中冬はじめ」の頃のことです。

この冬一番の寒気団が押し寄せてきた冷え込みの中、例によってアイツ(7才・37Kg)と夜更けの散歩をしていました。
暖房設備の恩恵に馴れきった身体に寒風が突き刺さってきますが、逆にこんな夜ならではの楽しみもあるのです。それは、小枝の先にへばりついていた枯葉も落ち、一段と空が広がった雑木林で落ち葉のクッションに寝ころびながら星空をながめることです。あたりは枯葉特有の焦げ臭い匂いとアイツの体臭が入り混じり、天上では闇を切り裂くように星がまばたいていました。ところが気がつくと、頭上には真っ白い巨大な雲の塊があらわれ、アッと言う間にカシオペア座を覆い尽くしてしまいました。それは、まるで南極の氷山が浮かび上がっているかのような分厚いもので、ホッキョクグマの毛皮を広げたようにも見えました。やがて、形を崩しながら北東の方向に去っていきましたが、この間およそ30分、昼間ののんびりとたなびく白雲と異なり、ド迫力の天体ショウを見せてもらいました。多分、秩父か奥多摩の山間部に発生した雪雲の一部がはぎ取られ流れてきたものでしょう。案の定、翌朝は池に氷が張り詰め、青空の果てには白く化粧した山並みが輝いていました。その一方、公園ではコブシの芽がふくらみはじめ、陽あたりの良い梅林では紅梅がチラホラほころんでいました。旧年と新年が出合う束の間のひとときですが、ささいな自然のうつろいに目を凝らしながら、「早かったね一年」「また来るね一年」をしみじみと実感した次第です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます財団法人日本動物愛護協会理事・事務局長会田保彦