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ペット情報総合サイトPETPET【マンモスは巨大なモグラ?】

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マンモスは巨大なモグラ?

マンモスといえば、とかく大きさを表現するために使われるフシのある単語でもある。実際のところ彼らが地球上で暮らしていたのは、更新性時代の後期にあたる氷河期の話。ふさふさした長い被毛に全身を覆われ、大きく弧を描くように曲がった巨大な牙が特徴的な、ゾウの祖先に当たる動物である。そして今日でも保存状態のよい彼らの亡骸が、凍土の中から発見されている。おりしも愛知万博の開催とともに、最新の調査内容が展示されているという。ところでこのマンモス、その素性を知らない当時の現地の人たちの間では巨大なモグラと考えられていたようだ。みつかるのが地中からで、発見されるものがすべて死んでいたことに起因しているようである。
愛知万博「愛・地球博」がスタートした。かねてより研究開発されてきたリニアモーターカーの展示や近未来を象徴するようなロボットの紹介など、最新のテクノロジーの展示が目白押しのようである。そうした中、話題のひとつとなっているのが、冷凍マンモスもディスプレイだ。シベリアの永久凍土の中から発掘されたというマンモスの頭部や、復元模型などが展示されるというものである。その名もマンモス・ラボ。日本とロシアによる共同学術研究として、その内容が展示されるというものだ。マンモスが生存していたのは更新世時代後期、およそ37万年前から1万年前にかけてのヨーロッパからアジア、北アメリカにかけてである。ゾウの祖先にあたる動物で何種類かがいたが、一般的にマンモスと呼ばれているのはウーリーマンモスと呼ばれる種類だ。その大きさは体高で3m、全長が5m、体重は6tにも達したといわれる。赤褐色の長い体毛や厚い皮下脂肪は、かれらを氷河期の寒さから守っていた。しかしおよそ1万年前に、突然絶滅を遂げている。では、なぜマンモスたちは絶滅してしまったのだろうか?かねてより検討されていた、命題のひとつである。これに対してはこれまで学者によっていろいろな考え方が唱えられた。一番の原因は氷河期が終焉をつげたために、環境が大きく変わったという点である。さらに旧石器人の捕獲圧が、彼らを絶滅に追いやったというものもある。当時の祖先たちは、マンモスを狩ることでそれを食料にしたほか、住居を作る上で骨などを有効に活用していた。急激な環境の変化と並行して、そうした人による捕獲という要因が、マンモスを絶滅に追いやったというものである。実際のところは保存状態の良いマンモスの亡骸を調査していくうちに、明らかにされてくるに違いない。永久凍土の中で冷凍保存されているマンモスたちのもっている情報量は、今日の技術をもってすればかなりのものになるといえるだろう。実際今回の愛知万博では、その最前線の情報が紹介されているという。ところでこのマンモスの名前だが、当時の現地の人の言葉で地中に住む巨大なモグラというところに語源をもつという。彼らは光をみると、たちまち死んでしまうものと考えられていたようだ。彼らが常に地中からだけ発見され、それはすべて死体であったためのようである。

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