Skip to main content

ペット情報総合サイトPETPET【隆起した山脈により誕生した淡水エイ。】

動物まめ知識

隆起した山脈により誕生した淡水エイ。

地球の営みは、時として生物にかなりの試練を与える。
 南アメリカといえば、熱帯魚たちにとって故郷のひとつである。広く知られるネオンテトラやグッピー、プレコなどは、アマゾンを代表する魚といっていいだろう。  淡水に暮らすエイもそうした観賞魚のひとつだ。黒字に白い水玉模様が入ったポルカドットスティングレーや、褐色の地色にドーナッツ状の模様が入ったモトロと呼ばれる種類などは、比較的よく知られた種類である。最近ではその人気も手伝ってか、さまざまなタイプが輸入されており、その人気にさらに拍車をかけているようだ。その魅力としては、体形の奇抜さがまずあげられるが、マントを翻すように泳ぐ特有の泳ぎ方や、飼育者になれる部分など、ペットフィッシュとしての要素を十分もっていることも、人気の秘密として挙げられるだろう。  通常エイといえば、水族館の大水槽を泳いでいるアカエイやトビエイなど、海に住む生き物をイメージする。そして実際にこの海で暮らしているエイたちが、エイ類の中でもなんといっても主流派である。一方でこのアマゾンからやってくるエイたちは、まったくの淡水で暮らしている種類だ。  ではなぜこうした淡水で暮らすエイたちが、存在するのだろうか? 一般的に考えられている説は、南アメリカの西側に沿って連なるアンデス山脈の隆起によって、浅い海域にいたエイたちが閉じ込められ、その後淡水化していったのではないかというものだ。地球の営みは、時として予想もできないような生物を育むものである。

動物まめ知識TOP


TOP