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ペット情報総合サイトPETPET-イヌ図鑑【小型犬】フレンチ・ブルドッグ

動物百科事典

イヌ 小型犬

フレンチ・ブルドッグ
フレンチ・ブルドッグ
ルーツ

そのルーツとして有力なのは、イギリスからフランスにもち込まれたブルドッグに、テリアやパグをかけ合わせて作出されたというものだ。当初はネズミの駆除などに使われていたが、一方でペットとしても人気を得た。1900年ごろには、ローズ耳とコウモリ耳の2タイプとなり、ヨーロッパではローズ耳、アメリカではコウモリ耳と、その好みがはっきり分かれた。そしてその際のアメリカ人の努力で、コウモリ耳のタイプが標準となったという経緯をもつ。わが国に紹介されたのは大正時代のことで、以降昭和初期にかけて数多く飼育され、現在も根強い人気がある。

外見的特徴

筋肉質で力強い体形をしており、コウモリの羽のような耳をもつのが大きな特徴である。額部には深いシワがあり、両目の間の窪みは深い。幅広の鼻吻部は短く、下顎が突き出てしゃくれている。この犬種で特徴的な耳は、付け根の位置が高く、幅が広い。尾は根元が太く先細で、ストレートからせん状によじれたスクリュー・テイルになっている。短くやわらかな被毛は光沢がある。毛色には、暗いもしくは明るい地色に、明るいもしくは暗い差し毛が混じる、各種のブリンドルがあるが、暗色のほうが好ましいとされている。

性格

性格は活発で非常に利口。動きはブルドックと違って機敏とされる。愛好家の間では、よい番犬になるという評判もある。多少いびきをかくが、普段はほとんど吠えず、むやみに走り回るタイプの犬種でもない。室内犬として、最適な要素をもっている。ただ、その甘えん坊な性格から、若い家族よりはお年寄りに向いているともいわれる。

飼育

被毛は短いため、手入れは基本的に楽だ。日頃の管理としては、軽いブラッシングだけで十分である。ただ、やわらかい毛質を保つためには、獣毛ブラシを使った手入れが適しているといえる。さらに、特に気をつけたいのは、目や鼻にあるシワの手入れだ。やわらかな布や綿棒を使って、週に1度はシワの間を拭くなどして、清潔に保ってやりたい。定期的な歯やツメの手入れも実行したいところである。

健康上の注意点

活発で散歩好きなので、1日1度、最低30分程度は、屋外で散歩をさせてやる。ただし、暑さ寒さには弱いので、運動は、夏は涼しく冬は暖かい時間帯を見計らって行う。また室内では玩具を利用し、一緒に遊んであげるのもいいだろう。食事は栄養のバランスに配慮して、太り過ぎに注意することが大切である。歯の健康に効果のあるドライフードと総合栄養食と表記されたウェットフード(缶詰)の混合食を与えるのが、管理の面でも手軽だろう。肥満の傾向がある場合は、ダイエットフードに切り替える。健康維持のためにも、体重の管理に配慮した規則正しい給餌を心がけたい。