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ペット情報総合サイトPETPET-イヌ図鑑【小型犬】ラサ・アプソ

動物百科事典

イヌ 小型犬

ラサ・アプソ
ラサ・アプソ
ルーツ

古代犬種として知られ、およそ2000年の歴史があるとされる。またシー・ズーの祖先犬として知られており、名前にあるラサは、チベットの首都であるラサからきている。遠い昔、当時のチベットの首都ラサに住むラマ教の僧侶や貴族たちの間で、幸運を招く魔よけの犬として珍重され、大切に育てられていた。長年に渡って中国皇帝に献上されていたが、オスだけに限られていたという話がある。この犬が有名になったのは1920年代で、チベットが諸外国との交流をはかるようになってからだという。その後イギリスのドッグショーで、オリエンタル・タリズマン・ドッグ(東洋のお守り犬)として紹介され、人気を得た。さらにイギリス・ケンネル・クラブが犬種として公認し、今日では世界各国で飼われるようになっている。

外見的特徴

被毛の色には、ゴールドやサンド・カラー、ハニー、濃いグリズル(灰色)、スレート(青味がかった灰色)、スモーク、まだら、黒、白、茶など、多彩な毛色がある。全身を包み込む、長くて丈夫な被毛をもっているのが大きな特徴だ。体長は体高よりもやや長く、均整のとれた引き締まった体形をしている。多い冠毛は両目を覆い、頬や顎のヒゲもたっぷりと濃い。鼻は黒く、瞳の色が暗色のものほどよいとされている。耳には豊かな飾り毛をもち、垂れ下がる。また耳と同様に豊かな飾り毛のある尾は、付け根の位置が高く、背の上にかかげて保った姿勢をとる。被毛はまっすぐで硬く、量は多く、かなり長くて適度な下毛があり、非常に密生している。

性格

順応性があり、愛情も深く、忠実で勇敢な犬種である。幸運を招く犬、魔よけの犬として、珍重されてきたためか、プライドも非常に高く、家族からの敬愛を受けて君臨したがるところがある。しかし信用できる飼い主家族には、とても友好的で従順になついてくれる。警戒心が強い面もあり、知らない人と近しい人とを見分ける能力があるので、番犬としても能力を発揮する。

飼育

毎日コーミングとブラッシングを欠かさないようにする。特に厚い下毛は、手入れを怠るとすぐにもつれる。最初に毛先からブラシをかけてもつれをほぐし、次に金属製のコームを使用して、ときほぐすようにコーミングするといい。その際に被毛の汚れが気になったら、硬く絞ったタオルで拭き取る。グルーミングをする際は、耳と目の周辺は特に注意深く行い、傷つけたりしないよう十分に注意する。また定期的なトリミングと、月に1、2回のシャンプーも欠かせない。美しい毛並みを守るため、専門家に任せたほうがいいだろう。

健康上の注意点

歩くのが大好きで、自由に走ったり遊んだりする時間を、定期的に与えてやるといい。高貴な室内犬として大切に育てられてきたこともあり、さほど多くの運動量は必要としないが、健康を維持する上でも、適度な運動をさせることは大切だ。1日1回、20〜30分程度の散歩を習慣づけたい。また室内では一緒に遊ばせながら、自由に運動させてやるといいだろう。 食事は1日1、2回を目安に与える。内容は、栄養バランスの取れた小型犬用のドライフードにウェットフードの混合食が手軽でいいだろう。室内犬の場合どうしても間食を与えがちだが、運動量が少ない犬にとっては、肥満の原因になる。正しい栄養管理をして、犬にとって健康的な食生活を心がけたい。