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ペット情報総合サイトPETPET-イヌ図鑑【大型犬】シベリアン・ハスキー

動物百科事典

イヌ 大型犬

シベリアン・ハスキー
シベリアン・ハスキー
ルーツ

シベリアが原産で、遊牧民チャクチ族がソリ引きやトナカイを守る犬として、この犬を大事にしたという。また狩猟の助手としても使っていた。サモエドやアラスカン・マラミュートと血のつながりが濃く、同じスピッツ・タイプとしてあげられているが、その詳しいルーツは定かではない。1900年代の初めには、北極探検、南極探検にも連れられていたが、1909年に参加したソリのレースで素晴らしい成績を残し、広く世界に知られた。以降、アメリカで改良が進み、現在のような容姿ができあがった。日本でも、大きなブームとなったのは記憶に新しい。

外見的特徴

頑丈で引き絞まった体つきをした作業犬だ。頭部の大きさと胴体とのバランスがよくとれており、肩の間の背の隆起が高く、胸は深くてあばらがよく張っている。腹部も引き締まり、腰や四肢の筋肉は発達している。目はアーモンド型で、瞳はブルーかブラウンで、左右の目で色が違う犬も許されている。耳は先がわずかに丸みをおびて直立し、わずかに後方に向く。尾は、オオカミに似た丸いブラシのような形で、つけ根はやや低い。被毛は、まっすくで滑らかな感じの上毛と、やわらかな下毛の厚いダブルコートである。その量は豊富だが、長さはそれほどでもない。毛色は白があれば、その他の混色は何色でもよいとされる。頭と顔には、他の犬種にはない斑が入っているものが多く存在する。

性格

オオカミを連想させるこわもての顔立ちに似ず、従順で人なつこい優しい犬である。性質上集団性に富み、家族によくなつくだけでなく、知らない人にまで友好的な態度を示す犬もいる。そのため、番犬としては不向きといわれている犬種だ。また頑固な面もあるので、早い時期からの服従訓練と、正しいしつけを行うことが大切である。運動の時間を上手に使って、きちんと訓練すれば、楽しい家族の一員になるだろう。

飼育

中ぐらいの長さの粗い被毛は、手入れは容易で、極端にいえば1週間に1度のブラッシングでも問題ないといえるほどだ。しかし、運動後には犬とのスキンシップを兼ねて、毎日ブラッシングをしてやりたい。特に白い毛の部分は汚れも目立つので、1週間に1度は熱い湯に浸して、固くしぼったタオルで拭いてやる。また換毛期には、ブラッシングとコーミングをしっかり行い、死毛を取り除いてやる必要がある。犬種的に暑さが苦手なので、夏場はシャンプーを含めて入念な手入れをしてやりたい。

健康上の注意点

とにかく運動が好きなので、豊富な運動が必要だ。1日2回、それぞれ1時間程度の速歩か自転車による運動を行う。また、できれば広い場所での自由遊びを組み合わせてやりたいところだ。ジョギングやサイクリングに同行させても喜ぶ。ただ犬種的に夏の暑さには弱いため、その時期の運動は、涼しい時間帯を選ぶことがポイントとなる。食事は、成犬では1日1回または2回のいずれか。1回の場合は夕方与えるようにする。栄養的にはドライフードだけでも十分だが、嗜好性を加味するなら、ドライフードを基本にして、缶詰めフードのほか、肉類や内臓類を煮たタンパク質、乾燥小魚、チーズなどのカルシウム、パンやごはんなどの穀類などを加えた、混合食を与えてもいいだろう。暑さに弱いので、特に夏場の健康管理は重要だ。体調に考慮しながら、適量を規則正しく与えるように心がけたい。股関節形成不全がみられるが、基本的には病気の少ない種類といえる。