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ペット情報総合サイトPETPET-イヌ図鑑【大型犬】カーリーコーテッド・レトリバー

動物百科事典

イヌ 大型犬

カーリーコーテッド・レトリバー
カーリーコーテッド・レトリバー
ルーツ

一般的な説としては、祖先にアイリッシュまたはイングリッシュ・ウォーター・スパニエルや、狩猟のときの回収用セター、ラブラドール・レトリバーなどをもっているといわれている。猟区の番人のもと、密猟者との戦いのなかで防衛本能が強化されたようだ。19世紀頃にはイギリスからオーストラリアやニュージーランドへと輸出され、主にカモやカンムリウズラなど鳥類の猟での回収犬として活躍した。硬毛のカールをさらに特徴的にするため、プードルとの交配が行われた歴史もある。

外見的特徴

最大の特徴は、全身に密生する硬くて厚いカールした被毛である。このカーリー・ヘアーが、ショーなどでも重要なポイントとなるが、その巻き具合の強弱よりも、背や肩の後ろに必ずカールがあるものがより高い評価を受けるようだ。体形は比較的スマートだが、筋肉はよく発達しており、強靭な体つきをしている。過酷な状況に耐えられる、狩猟犬としてのパフォーマンスをうかがわせる。尾は先細りタイプで、まんべんなく巻き毛におおわれている。毛色はブラックかレバーの単色。

性格

頑固な面はあるが、飼い主には従順でおとなしい。ほかのレトリバー種と比べると、誰からも愛される従順さという点では欠けるが、訓練次第で救助犬など、あらゆる可能性を秘めた犬種といえよう。またその特徴になっている巻き毛同様、家族とのふれあいを求める愛らしい一面ももち合わせている。密生するカールした剛毛は、まさしくトレードマーク。厳しい環境にも十分適応していける、我慢強い性格ももち合わせている。

飼育

通常は抜け毛もほとんどない犬種であるといえる。ただし換毛期にはブラッシングによって、念入りに死毛を取り除く必要はあるだろう。普段はぬるま湯で湿らせ、指先でマッサージしてコートするだけで十分だ。

健康上の注意点

毎日欠かさず、十分に運動させることが必要である。年齢や季節、体調などに応じて、時間や距離といった内容も変わるが、一般的に毎日30分〜1時間くらいの引き運動を2、3回と、庭先などで行う10〜20分程度の自由運動を組み合わせればいいだろう。水泳も得意なので、水遊びをさせてもいい。ただ暑さに弱い面があるので、夏期の運動は早朝か夜遅くに行うこと。日没直後はアスファルトに熱が残るので、避けた方が無難だ。食事は、若犬から成犬なら1日1、2回が目安。その内容は歯の健康によいドライフードをベースに、肉や内臓類を煮たタンパク質、乾燥小魚、チーズなどのカルシウム、ごはん、パンなどの穀類、犬の好む缶詰フードなどを加えた混合食でいい。大切なのは栄養のバランスだ。味の濃い人間食の与えグセは偏食のもとだ。また過食やカロリー過多による肥満に注意したい。