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ペット情報総合サイトPETPET-イヌ図鑑【超大型犬】ナポリタン・マスティフ

動物百科事典

イヌ 超大型犬

ナポリタン・マスティフ
ナポリタン・マスティフ
ルーツ

古代ローマ時代に、アレキサンダー大王がギリシャ(マケドニア)にもちこんだマスティフ犬が始まりともいわれる。すでに飼育されていた土着の犬と交配された、軍用犬・闘犬として優秀な、現在に近い姿が作られたのだろう。イタリアに渡り番犬・軍用犬として飼育され、サーカスでも使われたという。一時は数が減少したが、イタリア人ブリーダーが、1946年のショーに優秀な犬を出陳し見直された。現在では世界中で飼育され、番犬などとして活躍している。

外見的特徴

なんといっても、大きな頭部が特徴である。シワだらけの顔と筋肉質で重量感ある体を、太い四肢が支えている。額から鼻にかけてのたくさんのシワと、アゴの下の大きくたるんだ皮も特徴的だ。耳は、闘犬時代そのままに、頭に沿って十分に小さく断耳する。への字型にくいしばった口の端から、よくヨダレが溢れる。体長が体高より長く、長方形。深く広い胸と、引き締まった腰をもっている。生まれたときの尾は、根元が太く先は細くなっているが、1/2程のまだ太いところで断尾される。被毛は細いが、比較的弾力のある短毛。色はブラック、グレー、フォーン、タイガーなどで、部分的に小さく白が入ることもある。

性格

この犬の性格のすべては、一言でいい表せるといえよう。それは「強力な闘争本能」であり、そのため小さな頃から訓練が非常に大切になってくる。トレーニングによって防衛本能もたかまり、主人には忠実な優秀な番犬になる。野性的で服従心などないようだが、小さな頃からの訓練次第で家庭犬にもなる。訓練するにも簡単にはいかないので、何頭もの犬を訓練した経験者が飼い主になるべき犬種といえるだろう。

飼育

手入れは、ラバーブラシなどでのブラッシング程度か、濡れタオルで体の汚れを拭く程度ですむ。シワ・たるみをのばしながらよく拭き、その後のブラッシングが理想的。

健康上の注意点

人や他の犬の少ない場所で引き運動をする。よくしつけられた犬であれば、通常の散歩も可能だろうが、その場合も細心の注意が必要だ。多くの運動量は必要としないが、1日に1度散歩程度の引き運動を行う。食事は1日1、2回が目安だが、太りすぎに注意して量はコントロールする。ドライフードをベースに、脂肪分の少ない味つけしていない肉を加えたもの、またカルシウム剤などのサプリメントか、煮干しやチーズなどの乳製品などを混ぜて与えればいいだろう。食べる量が多いため、ご飯の残りや缶詰などを加える場合もある。