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サメは、泳ぎ続けなければ死んでしまう?
サメは、泳ぎ続けなければ死んでしまう?
「サメは、泳ぎ続けなければ死んでしまう。」よく耳にすることばですが、本当なのでしょうか。

 サメの口の後方に数本の亀裂のようなものがありますが、これがサメの呼吸孔なのです。この孔を通じて酸素を十分に含んだ海水をエラに送り込むことによって、呼吸を行っています。  世界中には100種類を越えるサメの仲間がいますが、その中でホオジロザメなどのごく一部のサメは、泳ぐことでこの呼吸孔に絶えず海水を送り込んで酸素を取り込んでいます。そのため、泳げないと酸素を取り込むことが出来ずに窒息してしまうのです。  ですが、そのほかの多くのサメは口や呼吸孔を動かしてエラに酸素を送り込んでいるので、窒息することはありません。写真のレオパードシャークなどもそうです。また、ネコザメなど、海底付近でじっとしている性質のサメもいます。

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