写真の動物は、なんだかとっても小さなブタさんみたいですね。でもこれ、本当はモルモットなんです。
これはスキニーギニアピッグというモルモットで、体のほとんどに毛が無いへアレスタイプのモルモットです。
本来モルモットは全身がしなやかな毛に覆われていて、短毛や長毛、なかには巻き毛のものなど様々に改良されてきました。同時に飼育のしやすさなどから実験動物としても飼育されており、このスキニーギニアピッグはそうした目的があって、被毛を無くす方向で改良されたものとだと言われています。スキニー以外の毛のあるモルモットは、被毛に関する改良も盛んに行われ、単色のものや三毛のものなどカラーバリエーションも豊富です。このスキニータイプも、毛の色ではなくさまざまな“体色”が作られています。写真のものはアルビノという黒い色素がまったく無いタイプの体色です。
モルモットは飼育がそれほど難しくないため、ペットとしても人気が高い動物です。また、モルモットは仲間同士が鳴き声でコミュニケーションをとるので、慣れてくると人間にむかって「きゅい〜」と話しかけてくることも。そんなモルモットの性質と、ブタさんのようにぽっちゃりした体つきのスキニーは、とても魅力的ですね。 |