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カブトムシとスイカ
カブトムシとスイカ
カブトムシとスイカ。夏を代表するような、2大アイテムだ。

 カブトムシは、日本にいる昆虫の中で、おそらくもっとも有名な存在ではないだろうか。なんといっても夏を代表する昆虫であり、男の子たちの間では夏休みを通じてのヒーローでもある。最近ではさらに大きな外国産のカブトムシも加わり、その飼育熱もエキサイトしている状態だといえるだろう。  カブトムシの食事といえば、樹液である。クヌギやコナラといった樹木から出る甘酸っぱい液が食事で、それをなめとるようにして食べている。この液が好物なのはカブトムシに限ったことではなく、クワガタたちや、カナブン、ヒョウモンチョウなどチョウの仲間、さらにはスズメバチなども樹液を食べる。  飼育下では、スイカやスイカを食べた後の皮を与えることがあるだろう。実際にカブトムシはスイカをなめる。一見マッチした組み合わせのようにみえなくもないが、実際には樹液に集まる甲虫の飼育に、スイカは適した餌とはいいづらい。水分が多く、下痢をすることもあるのだ。両者とも、夏という四季を通じて一番華やかなシーズンに登場するからこその、誤解だったのかもしれない。  カブトムシの飼育下での餌は、専用に作られたゼリーが手軽でいいだろう。  オスメスのペアで入手したカブトムシは、夏の終わりには卵を残して一生を終える。昆虫マットの中では来年に向けて芋虫のような幼虫が誕生し、マットを食べながら成長していく。きちんと管理さえしてあげれば、翌年もカブトムシの雄姿が楽しめるだろう。

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