熱帯魚屋さんに行けば、その姿を見かけることは決して難しくないデンキナマズ。ころころして結構かわいらしい外見だけど、ほんとに発電するのかな?
アフリカのナイル川などに生息するデンキナマズ。成長すると体長50cmを越える大物になるけど、熱帯魚ショップで見かけるのは体長5cmくらいのころころとして可愛い奴。その可愛さに負けて、つい衝動買いしてしまう人も多いとか。ところでデンキナマズってほんとに発電するんでしょうか?
するんです。
水換えの時などに水槽の中に手を入れるとピリピリくるんですこれが。最初のうちはびっくりして手を引っ込めてたけど、なれるとこれが結構快感だったりする。ただ、あんまり何回も発電させていると、デンキナマズも疲れちゃうのかピリピリしなくなる。
ピリピリ程度で済むと思ってはいけません。成長して20cm位になったデンキナマズの水槽に、不用意に手を入れたると、心臓麻痺起こすかと思うくらい強烈なショックが。小さい頃はピリピリでも、デンキナマズの成魚は約400ボルトといわれるほど強烈な電気を放電します。これは乾電池約250個分というからすさまじい。発電の仕組みは難しくなるからここでは割愛するとして、皮膚の下にあるブヨブヨのゼリー状物質の部分で、この強力な発電はなされます。
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