
ペットペット動物豆知識
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すでに地球上からは絶滅してしまった鳥、オオウミガラス。かつて北半球の大西洋に生息していた、いわゆる飛べない鳥の仲間である。全長80cm、体重5㎏に達したという大型の海鳥だが、空を飛ぶための翼は退化し、その翼を使って水中を飛ぶように泳いでいた。
生物にみられる体の特徴は、たいてい何らかの役割をもっているものだ。ゾウの長い鼻やキリンの長い首など、それぞれその役割に関してあれこれと解釈もなされている。さて中南米に生息するオオハシの仲間たち。何よりそのクチバシの大きさが目をひく鳥類である。
かつてオーストラリア南東部に生息していたという、その名も“ウサギワラビー”。地上性の小型のワラビーで、かつては草原に普通に暮らしていた有袋類だったという。小型で耳が長く、ノウサギ色をしていたところからついた名前かも知れない。しかしやはりワラビーの仲間に属すため、尾は長く、カンガルーの体つきをしている。日中は草むらで眠って過ごし、夜になると出てきて草を食べていた。その様子はウサギに似ていたようである。そんな彼らだが、やはり人による生息地の開発と、外敵の侵入によって絶滅に追い込まれたようである。
ヘビという生物は、とかく敬遠されがちな面をもっている。彼らとてこの地球上に生きているわけだから、暮らしていくために餌を獲らなければならないし、そのために体の器官を発達させる必要があった。そのひとつが獲物に向かって打ち込まれる毒牙である。もちろんすべてのヘビが毒ヘビというわけではなく、人にとって無害な種類の方が、グループ全体からみても断然多い。ただ一部の強力な破壊力のある毒を備えた種類の影響で、ヘビ全体が「悪しきもの」のような印象を受けているような気がする。そうした中でも王様の称号を頂戴したのがキングコブラだ。実際には産んだ卵を親が保護するという、意外な一面ももち合わせている。
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