「PETPET」ペット相談Q&A:ネコの相談:詳細

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以前にも一度相談させて頂いた者ですが、飼っている猫が尿道に砂が溜まりやすい体質で、かかりつけの獣医さんに療養食を進めてもらっています。その餌を食べさせているにもかかわらず、再び尿が出なくなりました。獣医さんも「おかしいな」といわれていましたが、処置をしてとりあえず「その食事でもう少し様子をみてください」といわれました。家の網戸が破けていて、猫がじゃれるようにその破けた網の部分をかじったりするのですが、療養食は低マグネシウムになっているようで、もしかしてその網をかじるのが原因というようなことは考えられますか?網はアルミのような素材なのでマグネシウムも含まれているのでは、と思ったのですが。お門違いな質問のような気がして恥ずかしくて、獣医さんには聞けませんでした。以前にクランベリーが良いと聞きましたが、どのように与えればよいのでしょうか?
以前にも尿道結石の件でご返答していると思います。基本的に体質的に結石ができやすいネコの場合は、獣医師による定期的な診断は必要かと思います。また網戸の件に関しては、あまり影響はないものと考えますが、念のためその旨を獣医師に伝えてみるのもいいかもしれません。クランベリーに含まれるキナ酸に関しては、尿路感染菌の増殖を抑え、尿路感染、尿路結石の予防や尿臭・尿の濁りを軽減することが知られています。通常尿の中にはストラバイト結晶が含まれますが、キナ酸は結晶が凝集して結石になるのを防ぐ作用があるといわれているためです。ただしその使用はあくまでもストラバイト結晶が見られる場合で、pHが低く、シュウ酸カルシウムが出る場合は、与えないほうがよいとされています。与え方に関してですが、断定的なことはいえませんが、おそらくネコは生のままのものは口にしないのではと考えます。実際にペット愛好家の使用している例をみると、健康補助製品として市販されているカプセル状の商品を、フードに混ぜて与えているようです。もちろんその内容にも注意する必要があり、肥満につながるものや、ペットに対して悪影響を与えるようなものは使用できません。その使用に関しても、かかりつけの獣医師に相談してみるといいのではないでしょうか?