「PETPET」ペット相談Q&A:海水魚の相談:詳細

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サンゴ・レイアウトの水槽に適した魚はどうゆう種類ですか?
簡単にいってしまえば、サンゴ類に悪影響を与えない魚ということになります。マリン・フィッシュの中には、サンゴ類を食べながら暮らしている種類もあります。これがサンゴ礁魚類と呼ばれるゆえんでもあります。特にサンゴのポリプ食(触手を食べる)種類で顕著だといえるでしょう。具体的な種類でいうと吻の短めなチョウチョウウオではその傾向が顕著です。ミスジチョウチョウウオ、ハナグロチョウチョウウオ、スミツキトノサマダイなどはその代表に挙げられます。逆にいうとそうした種類はそれに類じた餌が用意できないと飼育が難しいといい換えることができます。こうした種類に関してはサンゴのポリプを専食していますので、サンゴを主体に考えた場合、レイアウトした水槽には向いていないといえます。また雑食性のものを含めチョウチョウウオやキンチャクダイの仲間は多かれ少なかれサンゴを食べます。したがって水槽に導入する場合は、ある程度匹数を制限します。また大型のブダイ類もサンゴの表面を齧る習性があります。もっとも適した種類としては、サンゴ類に影響を与えない食性をもった種類です。肉食のものやプランクトン食の種類は適したマリンフィッシュといえるでしょう。プランクトン食のハナダイの仲間やヨウジウオの仲間、スズメダイの仲間などは向いているといえます。アポゴンの仲間やハゼの仲間、ニセスズメの仲間なども問題ありません。ちょっと変わったところでは、ミノカサゴの仲間もサンゴをレイアウトした水槽で問題なく飼育できます。