コビー:ペルシャ猫(シェーデット部門)
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【原産国】イギリス
【発祥年代】1880年
【毛の種類】長毛
【毛の色】チンチラ、ゴールデンなど
【目の色】濃いグリーン
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■歴 史
アイラインに包まれたエメラルドグリーンの大きな目が魅力的。チンチラの毛色は白い毛の先だけ黒色がついています。
■特 徴
丸く大きく幅広い頭、小さな耳、短い鼻先の鼻鏡には黒い縁取りがあります。脚も尾も短く、肩幅が広く短い胴体です。長い被毛が体全体を飾り、特に襟巻の毛はゴージャスで、毛色にはチンチラ、シェーテット、ゴールデンなどです。
■外観特徴
シルバー種のルーツは1880年代のはじめ、イギリスのバレンス女史によりスモーク(毛の上半分に色がある)とシルバー・タビー(縞模様)のペルシャ猫が交配され、そこから生まれたメス猫を基礎にして、選択交配が繰り返され、縞模様を少なくすることで毛先にだけ色があるチンチラシルバーが作出されました。最初のシルバーの猫は「シルバーラムキン」という有名なオス猫で、17歳の長寿をまっとうして、ロンドンの自然博物館の剥製になって展示されています。アメリカに渡ったのは1900年代のはじめで、またたくまに人気をえました。一般には「チンチラ」の呼び名で知られて日本で人気の高い毛色ですが、専門的にはペルシャ猫の毛色の部門のひとつでシェーデット(影のある毛色)部門のチンチラ・シルバー」です。
■性 格
肩幅が広く短い胴体、短くて太い首、脚も尾も短い、正方形の体形です。シルバー・ペルシャ猫の最大の魅力は黒いアイラインに縁取りされ、エメラルドグリーンに輝くまん丸で大きな目です。丸くて幅広い頭に小さい耳、短い鼻は、眉間に窪みがあり、鼻鏡には、黒い縁取りがあります。
■毛の特徴
長い被毛が体全体を飾り、特に襟巻の毛はゴージャスです。毛色にはチンチラ、シェーテット、ゴールデンなどがあります。目の色は濃いグリーンです。
■飼主との相性
たいていのペルシャ猫はおっとりしていますが、子猫のときからおどおどしたり、怒ったりする場合は、性格に問題があります。生後4ヵ月頃になれば、性格や相性もわかりやすくなります。
■飼育環境
きれいに手入れされたチンチラは置物のようですが、白くて長い毛が抜けると部屋が散らかります。掃除のしやすいガフシート(クッションフロアー)やフローリングがよいでしょう。
■手入れ
長毛の美しさを保つためにはシャンプーが大切です。成猫になってからシャンプーに困らないように、小さい頃からしつけましょう。
■選び方のポイント
グリーンの目色を守るために近親交配がされていたせいか、体が小さくなったり、性格のわがままできつい猫もいます。子猫を選ぶときは必ず抱っこをして、相性を確認してください。
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