ロング&サブスタンシャル:ラグドール
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【原産国】アメリカ
【発祥年代】1960年代
【毛の種類】長毛
【毛の色】CFAはバイカラー(二毛)のみ認める
【目の色】ブルー
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■歴 史
ペルシャ猫、バーマン、バーミ−ズが交配された長毛の混血猫、赤ちゃんのように抱っこされるのを喜びます。
■特 徴
がっしりして長い胴体、幅の広い豊かな胸部で、がっしりして力強い脚をした大型の猫です。頭部は幅広く丸みのあるクサビ型で、中くらいの耳、大きい卵型の目をしています。長い被毛は、絹のような手触り。毛色はバイカラー(二毛)だけが、近年CFAで認められる予定です。
■外観特徴
「ぬいぐるみ」の名をもつラグドールは、1960年代に、アメリカのカリフォルニア地域のブリーダーによって作出されました。ホワイトのペルシャ猫に、バーマン、バーミーズを交配した混血猫です。1980年代の中頃までは、大きい猫とか、重量のある猫といわれ、ネーミングの可愛さで人気が先行したため、いくつかのグループが競っていましたが、近年ではその混乱もなくなり、スタンダードも統一されています。ただし、バイカラー(二毛)の毛色は、近年にCFAでも公認される予定ですが、ポイントの毛色はヒマラヤンと、ミテッドの毛色はバーマンと、それぞれに明確な違いが少ないので、CFAでは公認されません。
■性 格
幅の広い豊かな胸部、太くて力強い脚、がっしりして長い胴体で体は大きい。頭部は幅広く、丸みのあるクサビ型で、中くらいの耳、大きい卵型の目をして、とても優しい表情をしています。
■毛の特徴
長い被毛は、絹のような手触りであまりもつれません。CFAでは、バイカラー(二毛)の毛色だけが認められています。
■飼主との相性
いろいろな猫種のよい性格を受け継いで、ちょっとおっとりしたようにみえますが、楽しいいたずらをしたり、遊びが大好き、抱っこされるのも大好きです。
■飼育環境
雑然と家具の置いてある部屋でもガランとした部屋でも、猫はあなたの部屋の空間を自然に演出してくれます。
■手入れ
あまりもつれない毛質なので、手入れが簡単ですが、日常のクシ入れと定期的なシャンプーをすることが美しい毛質を保つ秘訣です。
■選び方のポイント
オスは、メスよりもふた周りも大きくなります。大きな猫は、よい性格が決め手になります。ペットとして飼いたい方には、オスを去勢するとラグドールの本質がわかると思います。繁殖を目指す初心者の方には、バイカラーの毛色が無難で、繁殖の手始めは、メスに限るようです。
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