カラシンの仲間：ペンギン・テトラ
 |
【学 名】Thayeria boehlkei
【分 布】アマゾン河
【体 長】4cm
|
■特 徴
体の中央部をブラックラインが走るだけのシンプルな体色であるが、頭を上にして斜めにピョコピョコ泳ぎ回る姿はまさしくペンギンを想像させ、人気の高いカラシンである。現在は、東南アジアでブリードされた個体がコンスタントに入荷し、安価で入手することができる。
■飼 育
【飼育適合水槽】
60cm
【水 質】
特別な配慮は必要ない。
【エ サ】
人工餌で問題ない。
【その他】
非常に丈夫な魚だが、やや性質が荒くコミュニティタンクではボス的存在となることが多い。特に同種間ではかなり激しく争うため、飼育に際しては各個体が識別できないように、やや多めに飼育することをお勧めしたい。
■繁 殖
【雌雄差】
メスはひと回り以上大きく成長する。
【繁 殖】
水草の茂みに産卵するタイプで、産卵までは容易だが、フ化した稚魚の育成には思ったよりてこずる。
■備 考
本種によく似たオブリクァと呼ばれるテトラもまれに入荷する。こちらは体長も7cm前後と大きく、性質もさらにきついため、コミュニティタンクでの飼育には不向きである。
★別のカテゴリの淡水魚を見る
