PET PET動物百科事典 :淡水魚図鑑
カラシンの仲間:ブラック・テトラ
【学 名】Gymnocorymbus ternetzi
【分 布】ブラジル、アルゼンチン
【体 長】4cm
■特 徴
販売されているのは若魚であることが多く、体の後半部分がマットブラックに染まる落ち着いた美しさと、ひらひらと蝶のように優雅に泳ぐ姿から人気が高い。しかし、成長するにしたがって、体色がだんだん薄れてきて、銀色一色のさえない魚になってしまう。しかも悪いことに、かなり気が荒いので一度飼育すると懲りて、二度と手を出さない人が多い。
■飼 育
【飼育適合水槽】
60cm
【水 質】
特別な配慮は必要ない。
【エ サ】
人工餌で問題ないが、時々は植物成分主体のフレークフードも与えるとなおよい。
【その他】
前述のように成長に伴ってだんだんと気性も荒くなってくるので、いっしょに飼育する魚の組み合わせには、やや注意すべきである。また、水草をかじる場合もあるので、大事な水草といっしょにはしないほうが無難であろう。
■繁 殖
【雌雄差】
メスは体がひと回り以上大きく成長する。産卵間近のメスは、抱卵して腹部が著しく膨張するため、雌雄の判別は容易である。
【繁 殖】
水草の茂みに産卵するタイプで、繁殖は容易。フ化した稚魚ははじめからブラインシュリンプの幼生を食べることができるので、稚魚の育成も楽である。
■備 考
本種にはアルビノ・タイプも存在し、コンスタントに入荷する。また最近では、アルビノ・タイプの魚に着色を施した、カラー・ブラックテトラなるものも販売されており、一部ではそれなりの人気を獲得しているようである。もっとも、人工着色なので、だんだんとその色はあせてくるし、次の世代にその色が引き継がれることはない。
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