その他:ライオン・フィッシュ
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【学 名】Halophryne tryspinosus
【分 布】タイ、マレーシア
【体 長】20cm
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■特 徴
東南アジアの河口域に生息する珍魚で、頭部に密生する皮べんやヒゲを、ライオンのたてがみにみたててのネーミングなのだろう。また触るとライオンのように鳴くというところからきているともいう。実際は、どちらかといえば深海魚のアンコウにそっくりの魚である。東南アジアから採集個体が比較的コンスタントの輸入されてくるので、入手は容易である。
■飼 育
【飼育適合水槽】
60cm
【水 質】
汽水(海水と淡水が混ざった水)から海水。
【エ サ】
生き餌を好み人工餌に離れてくれないことが多いので、金魚やメダカなどを中心に与える。スローイーターで、餌捕りの早い魚がいると、なかなか餌にありつけない。そのため、単独種飼育すること。
【その他】
汽水域に棲息しているので、飼育下でも半海水を要求する。小魚を捕食することや、普段はほとんど泳がずにじっとしていることなどから、他種との混泳には不向きで、単独種飼育をお勧めしたい。皮膚が弱く、水生菌に冒されやすいので注意する。
■繁 殖
【雌雄差】
不明。
【繁 殖】
不明。
■備 考
外敵に襲われたりすると、グウグウという音を出すことがあり、飼育下でも網ですくったりすると、この音を聞くことができる。
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